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Mar 6, 20261 min
Online Talk#33: 「更年期(障害)文学」を考える――表象としての動植物をめぐって
Saturday, 31 January 2026, 10-11 AM JST Speaker: TAKEUCHI Kayo (Professor, Department of Japanese Language and Literature)  近年、日本近代文学研究ではポストヒューマンやインターセクショナリティといった思想的枠組みへの注目から、さまざまな病や障害を持つ人びとの在り方に注目が集まり、その批評的な捉え直しが積極的に行われている。だが一方で、多くの女性たちにとって身近で、ときに深刻な問題であるにもかかわらず、病や障害の延長線上にある更年期の諸症状・障害については、いまだに批判的障害学やフェミニズム批評の文脈で取り扱われていないように思う。そこで本報告では、第一に、この更年期症状・障害の可視化を困難にする背景を考えながら、先駆的な研究を紹介する。第二に、日本現代文学に描かれた更年期の症状・障害について分析し、とくにそれらと動植物の表象がどのように関わるかを検討する。以上により、「更年期(障害)文学」を研究する足掛かりを築きたい。

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Jan 11, 20261 min
本フォーラムメンバーが多数参加している『モア・ザン・ヒューマンの物語 環境人文学10のシークエンス』(ミネルヴァ書房 2025年)が出版されました!
​「モア・ザン・ヒューマンという発想には、近代的な人間とノンヒューマンの二項対立を内破する潜在力がある。その一方で、人間を一括りにしているとみなされれば、社会的不公正をはじめとする諸問題に切り込めていないとか、理想主義的だとして、批判されることも十分考えられる。戦禍に見舞われたり、前例のない森林火災や豪雨で家や家族を失ったりし、その日その日を生きるのに必死な人々がいる現代社会において、なぜモア・ザン・ヒューマンという視座から「人間」を再調整に取り組むのか。これは本書のWHY(信念)に関わる問いでもある。」  本書序論より 本橋哲也氏(東京経済大学名誉教授・ポストコロニアリズム)に書評していただきました。 「 本書は〔……〕研究活動を報告する成果刊行物であるが、ともすれば玉石混交となりがちな寄せ集めの論文集とは一線を画して、日本語圏でもこうした世界水準の「ポストヒューマン文学研究」が生まれていることを証明する画期的な著書となっている。 」『週間読書人』2026年1月9日 詳しくは以下のURLから https://www.minervashobo.co.jp/book/b669086...

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Nov 15, 20252 min
Online Talk#32: Giving Voice to the Unrecorded: Remembering the Great Famine through Marita Conlon-McKenna’s Children’s Fiction
15 November 2025 10-11AM​​ Speaker: KUBO Yoko (Professor, College of Art Liberal Education for Art, Nihon University) 語り継がれない子どもたちの声——アイルランド大飢饉の記憶とマリタ・コンロン=マッケンナの児童文学 久保 陽子(日本大学芸術学部教授) 本トークでは、19世紀半ばにアイルランドを襲った大飢饉における子どもたちの記憶を、マリタ・コンロン=マッケンナの児童文学三部作『サンザシの木の下に』(1990)、『ワイルドフラワー・ガール』(1991)、『フィールズ・オブ・ホーム』(1996)を中心に考察する。飢饉という「環境的・社会的危機」を子どもの視点から描くこれらの作品は、記録されなかった弱者の経験を可視化し、物語を通じて歴史を「骨肉化」する試みといえる。また、教育現場での活用や舞台化を通じて再演されるこれらの物語は、個人の痛みを社会的記憶へと変換している点で、トラウマ研究が示す「反復」と「語り直し」の構造とも響き合うのではないだろうか。飢饉の記憶がどのように...

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