Online Talk#35: Reception and Development of the Soundscape Concept――Focusing on the project “100 Soundscapes of Japan: Preserving Our Heritage”
- Environmental Humanities Forum AGU
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サウンドスケープ概念の受容と展開―「残したい日本の音風景100選」を中心として―
Saturday, 25 April 2026, 10-11AM JST
Speaker: 鳥越けい子(青山学院大学名誉教授)
世界を聴くという行為は、人間にとって最も基本的な営みのひとつである。私たちの「生」を支えるこの音の世界を、約半世紀前「サウンドスケープ[soundscape]」という言葉によって捉え直し、新たなコンセプトとして提唱したのは、カナダの作曲家・マリーシェーファーだった。その後この用語と考え方が世界に広がるなか、欧米におけるサウンドスケープ論は、シェーファーもしくはカナダ的自然志向として批判的に論じられ、その展開もアートを中心とした限られた分野に留まっている一方、わがくにでは日本文化との親和性のなかで豊かな展開をみせていると言える。この状況を本報告では、今年30周年を迎える環境庁(当時)による「残したい日本の音風景」事業(1996)を中心に振り返り、わがくににおけるサウンドスケープ概念の受容と展開を解説しつつ、サウンドスケープという言葉について考察したい。
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